小説執筆日記、サイト運営日誌、雑記その他
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謎は小説の牽引力となるという。確かにそうだろう。読者になぜ? なぜそうなるのか(そうなったのか)と思わせながらラストまで引っ張っていってくれるのは、面白味のある良質な小説に違いない。しかし、書き手の立場に立ったとき、その謎ははたして謎であるだろうか。読者と作者とは同じ謎を謎として共有できるだろうか。それは偏に、謎が何であるか、に懸かっているだろう。
私の執筆暦はけっこうな年数に上る。その中で、これまでに二度ほど大きな転換点がある。とはいっても、何かで認められて自信がついて躍進したわけではない。逆である。頭から否定されて自信も何も木っ端微塵になったのだ。
なぜか一巻完結の勢いで疲れてますが、ようやく第一部の完成にこぎつけることができました。約七万二千文字、原稿用紙二百六枚です(汗。旧版では一巻全体で三百枚でしたから、いったいどんだけ加筆してるのか、と。あるいは、いったいどんだけ前は描写不足だったのか、と……。いろいろ苦労しましたが、今回の改稿で、何やりたいのか意味不明度が少しでも下がっていればなあ、と思います。
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