小説執筆日記、サイト運営日誌、雑記その他
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いや〜、このところの体調不良ですっかり更新が滞ってるダメダメ管理人です、すみません。全快まではあと一歩と言った感じです。
ところで文体です。私はいまだ自分の文体を語れるようなもの書きではありませんが、つねにそれを意識していますし、肉体としての言葉を模索している状態です。私にとっての文体とは、単純に文章の個性と言うことではありません。個性的な衣装をまとうこととひとりひとりの肉体に一つとして同じものがないこととは違います。奇抜な衣装や特殊なメークを施せば人は人外のものにも化けられますが、裸一貫でどうがんばっても額に角が生えてきたり下半身が魚になったりはしません。何百、何千もの裸体が群がる中に一体だけ角の生えたものがあればそれは目立つでしょうが、そうしたことはあり得ず、しかし同じような体たちの中で私の肉体は一つであってそれ以上ではない。角も鱗もない、何の変哲もない体であるけれども、私の体はこの世に一つしかない。言葉も然りです。私の文章はこの世に一つ、しかし文章は同時に他の誰にも通じる公共性、普遍性の中に存在している。その普遍的な大海原から自分だけの肉体(言葉)を探し出そうと思えば、おしゃれ鴉でいてはいけないんです。他の鳥の羽で自らを飾ってもその場しのぎにしかなりません。見た目だけ個性的でも意味がない。それは文体ではなくて、単に文を飾っているだけです。
いまの私の思考がおぼろげにつかみかけているものが、私の言葉によって受肉する日が来るのかどうか。ほとんど絶望の淵をさまよっている感がありますが、一応諦めるにはまだ早いかな、と思って書き続けているのです。
ところで文体です。私はいまだ自分の文体を語れるようなもの書きではありませんが、つねにそれを意識していますし、肉体としての言葉を模索している状態です。私にとっての文体とは、単純に文章の個性と言うことではありません。個性的な衣装をまとうこととひとりひとりの肉体に一つとして同じものがないこととは違います。奇抜な衣装や特殊なメークを施せば人は人外のものにも化けられますが、裸一貫でどうがんばっても額に角が生えてきたり下半身が魚になったりはしません。何百、何千もの裸体が群がる中に一体だけ角の生えたものがあればそれは目立つでしょうが、そうしたことはあり得ず、しかし同じような体たちの中で私の肉体は一つであってそれ以上ではない。角も鱗もない、何の変哲もない体であるけれども、私の体はこの世に一つしかない。言葉も然りです。私の文章はこの世に一つ、しかし文章は同時に他の誰にも通じる公共性、普遍性の中に存在している。その普遍的な大海原から自分だけの肉体(言葉)を探し出そうと思えば、おしゃれ鴉でいてはいけないんです。他の鳥の羽で自らを飾ってもその場しのぎにしかなりません。見た目だけ個性的でも意味がない。それは文体ではなくて、単に文を飾っているだけです。
いまの私の思考がおぼろげにつかみかけているものが、私の言葉によって受肉する日が来るのかどうか。ほとんど絶望の淵をさまよっている感がありますが、一応諦めるにはまだ早いかな、と思って書き続けているのです。
(NOTE:No.147)
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今回のテーマは改稿です。と言っても改稿するか否かではなく、具体的に何を変えるのか、と言うことについて少々。いや、何をって表現に決まってるんですけど、私が改稿する際に心がけることと言いますか。かなり偏ったこと言いますんで興味がおありの方は以下どうぞ。
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