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小説執筆日記、サイト運営日誌、雑記その他
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このところ忍者ブログはメンテナンスが多い。もともと更新頻度は芳しくないブログだけれども、それだからこそ(?)更新しようという気になったときにメンテナンス中で接続不能だと意欲はますます盛り下がる。やっぱFC2に戻した方がいいのか……。その他は特に問題もなく気に入ってるスペースなんですけど。閑話休題。

もちろん気分的なものにも左右されるが、読書のタイミングはだいたい決まっている。電車の中、新しく本を購入したとき、旅行の友、資料調べ、そして推敲の前。

推敲の前には、自分など足元にも及ばないような作家の作品(小説には限らない)を読む。軽く凹む。いや、軽くなどと勢いで書いてしまったが、実際には日本海溝並に沈む。自分の文章の稚拙さに泣きたくなる、実際泣くことはなくても書こうという意欲は著しく減退する。自分が書くことの無意味無価値に押し潰されそうになる。

しかし、それで本当に書くことをやめてしまえるなら、それはそれでいいのだ。書くことの幸せと書かずにいられることの幸せと、どちらがどうとは私は判別できない。逆に、絶対にこんな高いレベルには到達できない、この作家は絶対に超えられない、そう思い知っても、それでもなお書くことをやめられないなら書けばいいのだ。他の誰でもない私自身の、一回きりの人生には、たとえ未熟や馬鹿さ加減のせいで見えていないだけなのだとしても、何か他人の手になった作品だけでは埋められぬ溝があるのだろうから。

モチベーションをあげることにおいては、他人の賞賛、他人に認められること、書けば読んでくれる読者の存在は有用だろう。私も誉められれば嬉しいし、しばしば助けられている。だが、誤解を恐れず言うならば、それはやはり一種のカンフル剤であって、即効性があればあるほど効き目が切れるのも早い。

結局、モチベーションを持続させられるのは自分だけだ。断ち切ることができるのも自分だけなのだから。
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Name:Misumi Eiri(3A)
Home:SERANGOL
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