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小説執筆日記、サイト運営日誌、雑記その他
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や、私は別に裏切られたわけじゃあございませんけども。

……あんまりにも次々に続出したものですから。


 27日付の日記、他にも続々と「私も僕も自分も、これは私の僕の自分のことか?と思いました」とご報告になる方が……。

 改めて言いましょう。

 違いますっっっ。

 あの記事の元になった人物というのは、このブログの存在を100%知りません。少なくともこのブログが私のものだとは絶対に知りません。仕事上の愚痴と分からないよう、細部をごまかして書いたことが、こんな事態に発展しようとはよもや思いませんでしたorz


 しかし、言い訳になってしまいますが、私は何も誤解を非難するためだけにあの記事を書いたのではありません。
 ひとりひとり違う人生を生きて、違う脳みそで考えている以上、ある一つのものごとの受け取り方に差が生じるのは当たり前のことです。ある意味、どんな解釈も誤解といえばすべて誤解だし、正解といえばすべて正解でしょう。それぞれの解釈――個解とでも言いましょうか――に格付けが可能だとすれば、それはその内容がどれだけ多くの人の同意を得られるかという、力の強弱にのみ依拠する価値判断ではないか、と思います。悟りの境地を知らぬ凡夫の戯言かもしれませんが。

 私の作品に対するご感想を見ていても、ひとつひとつ目の付け所、受け取り方が違っていて興味深いです。いただく前から具体的に期待しているわけでもないので変な言い方になってしまいますが、私の思い通りの評価や解釈をいただいたことは一度もない。ないけれどもこのことは決して悪いことではありません。あくまでも筆者の思い通りの解釈だけを正とするならば、それにそぐわない意見はすべて誤りになってしまうでしょうが、そうではないと考えるからです。
 読者の方々の視点によって、私もまた自作の知らなかった気づかなかった面を見ることができます。そのときの新鮮な驚きがもとになって、作品が変化することもあるわけです。だから、もっともっと精確な文章を書けるようになりたいけれど、それは思考の柔軟性と相反するのであってはならない。そう考えています。

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About writer
Name:Misumi Eiri(3A)
Home:SERANGOL
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